きゅうり

Created at 2026-08-29 UTC [Last edited at: 2026-09-01 15:09:16 UTC]

きゅうりとは、野菜のひとつである。

目次

概要

漢字で表すと胡瓜、学名がCucumis sativusである我々もよく見るであろうウリ科キュウリ属の植物のひとつ。
緑色の細長く少し沿った形が特徴。そのほかにも、表面に突起があったりする。これらは生物的には網状突起と呼ばれるようだ。

歴史

原産はインド周辺。中国においては紀元前100年よりも前から存在している。「胡瓜」という表記は、以下の逸話が由来となっている。
古代中国の漢王朝の皇帝・武帝が将軍・張騫ちょうけんに命じて、北方の遊牧民族・匈奴に対する共同戦線を張るため、同じく匈奴の圧迫を受けていた中央アジアの「大月氏」へと赴かせた。張騫は大月氏との同盟の交渉こそ失敗したものの、「胡桃くるみ」や「胡麻ごま」をはじめとした様々な「胡」(中国の北方を指してこう呼ぶ)の産物を、シルクロードを経由して漢に持ち帰った。そういうわけで、「胡に産する瓜」という意味で「胡瓜」と書き記すようになったのである。
日本には6世紀ごろに中国から伝わったとされる。しかし、書籍に「きゅうり」という名前が初めて出てきたのは918年である。
また、江戸時代までは苦みが強かったためと、果実を輪切りにした時の切り口が徳川将軍家の家紋「三つ葉葵」に似ていて畏れ多いとされたために、あまり食べられていなかったらしく、シロウリやマクワウリなどの別のウリ科の野菜が人気だったようだ。
なお、ヨーロッパではローマに紀元前200年ごろに伝わっていたとされる。

食べ物として

水分量が95%もあるというのは有名だろう。そのほかにも炭水化物やたんぱく質なども含まれている。
ミネラルなども豊富であるし、そもそも野菜というものはだいたい水分量が多いので一概に栄養素が少ないとは言えない。

料理としてはサラダはもちろん浅漬けや酢の物など、果てにはケーキと言った様々な料理がある。日本では夏が旬ということもあり、涼しげな料理が多い。実際、キュウリを食べることによって利尿作用が働き、体からの排熱を促す効果もある。
また、飲み物やカクテルとして飲む例もあるようだ。

料理

ここにはきゅうりを使った料理の一例をあげる。編集者の皆さんもよろしければ追記や料理自体のページを作って、おいしいきゅうり料理をシェアしてみよう!

  • 浅漬け
  • ぬか漬け
  • 酢の物
  • たたき
  • ピクルス
  • 冷やし中華

ブルーム

最近はないようだが、きゅうりに白い粉がついていることを見たことがないだろうか。あれはブルームといい、糖などがきゅうりの呼吸によって出てきたものとなっている。水分の蒸発や病原菌の予防という役割を果たしていたとされる。このブルームを析出する作物はきゅうり以外にもりんごやすもも、ブルーベリー、かぼちゃ、すいかなどがある。
まったく害のないものであるが、農薬などと間違われて姿を消していったという。そのため現在はブルームの出ないブルームレスきゅうりが主流のようだ。

その他

日本ではお盆に故人の魂を運ぶための馬として加工されたりする。なお、故人の魂を運ぶ牛はナスで作られる。
英語ではナマコのことを「Sea cucumber」と呼ぶ。見た目が似ているからという理由であるようだ。

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